どうも蒼水です。
今回はBlender公式から出されているMCPを導入してClaudeCodeにBlenderを操作できるようにする方法について解説します。
前回の記事はこちらからどうぞ。
atelier-aomi.hatenablog.com
使用Blenderバージョン:5.2.1LTS
今回の目的
今回はBlender公式から出されているMPCを導入してClaude CodeがBlenderを操作できるような環境を構築し、各種操作やアドオン開発の役に立てることを目的とします。
MCPを導入することでAIエージェントがBlenderを操作できるようになるためアドオン開発時のBlender関連のモジュール(bpy等)を読めるのはもちろん、開発後の実機動作確認などまでほぼ自動で開発することができるようになります。
アドオン開発以外でも3DView等を直接操作することができるのでモデリング等もさせることも可能です(ちゃんとしたモデル作るなら人の手は介入させた方が良いとは思いますが)
なお、本記事は公式ページのこちらを参考にしています。
www.blender.org
前提知識:MCPって何?
エンジニアの方等で普段からAIを使用した開発をしている人とかでは馴染みある人が多いと思いますが、モデラー等のデザイン系の方にはあまりなじみがないと思われるので先に説明しておきます。
MCPとはModel Context Protocolの頭文字をとった言葉で、つまりClaude CodeやCodexといったLLM(AIエージェント)と接続するためのプロトコル(共通規格)のことです。
今回扱うBlender MCPでは公式MCPをBlenderにアドオンとして追加することでLLMがBlenderを操作できる環境を構築します。
Blender公式MCP導入手順
Blenderバージョンの確認

Blender公式MCPを使用するにはBlenderのバージョンが最低でもBlender5.1以上であることが要件となっているのでまず自分が使用しているBlenderのバージョンを確認しましょう。
自分は基本LTSを使用しているため、Blender5.2.1LTSを使用しています。
Blender5.2.1LTSは以下ページからインストールできます。
www.blender.org
MCPアドオンを導入する

まず先に編集->プリファレンスのシステムからネットワークにあるオンラインアクセスを許可にチェックを入れておく必要があるのでここの設定をしておきます。

次に公式MCPのページにある青い破線の部分をBlenderに2回ドラッグ&ドロップします。
www.blender.org

1回目ではBlender Labのリポジトリの追加のみが行われます。
何やらいろいろ出てきますが基本そのまま進めばOKです。

2回目でアドオンの追加が行われます。
ここまで完了すればアドオンが追加されており、アドオンの一覧にMCPというアドオンが入っていることが確認できます。
AutoStartにチェックが入っているので一度導入すれば再度Blenderを開いたときに自動的にMCPサーバーが立ち上がりLLMとの接続が可能な状態となります。

Claude CodeからBlenderを制御してみる
ではここから先はClaudeCodeに移ります。
仮にアドオン開発をするものとして自分の場合はDドライブにBlender_Toolsというフォルダを作成してそこで作業するのでClaudeCodeではそのフォルダを指定して作業するものとします。
Blenderコネクタを追加する
ClaudeがBlenderを操作するにあたり、コネクタというものを追加しておく必要があります。

追加方法はチャット欄の下にある「+」からコネクタを参照、Blenderで検索すればコネクタが出てくるのでそれを追加します。


Blenderを選択してインストールからコネクタを追加できます。
疎通確認
準備ができたのでMCPサーバーとの疎通確認を行ってみます。
今の状態とかも聞いたのでいろいろな情報が拾えていることがわかりますね。
前回の記事で開発したアドオンの情報とかも見れてますね。


実際に何か動かしてみる(モデリング)

上の例ではデフォルトキューブを配置してXYZに45度の回転を入れるように指示してみたものです。
結果として指示通りの操作が行われ、その結果のスクリーンショットも撮影して共有してくれます。
このようにBlender MCPを導入することでモデリング作業を行うことができます。
実際に何か動かしてみる(アドオン開発/実機確認)

また、モデリングだけでなくアドオンの開発もMCPを使用することで実機確認を行うことができます。
試しに前回の記事で開発したOrigin to Face Normal(原点操作アドオン)を操作させてみましょう。
その結果、きちんと指示通りにアドオンの機能が実行・設定され検証結果の報告も行ってくれました。
おわりに
アドオン開発に関してはもはやコーディングから手動テスト/デバッグはほぼ自動化され自分の欲しいアドオンを都度開発してしまうことまでも可能となります。
これからはもう自分でアドオン開発する時代ですねぇ!
プログラムがわからなくてもそれなりのアドオンはそれなりに作れてしまうのでデザイン系の人でもぜひこのMCP+AIAgentでの制作は試してみて欲しいですね!















































