どうも蒼水です。
AI時代が進みゆく中Unity7からよりAIを使用を前提としたような機能が追加されていきそうな感じになっているのでこれからのために少しずつ導入を進めていこうかと思います。
前回のUnity Tips記事はこちらからどうぞ。
atelier-aomi.hatenablog.com
実行環境:Unity6(6000.1.17f1)
- 今回の目的
- Unity CLIとは?
- Unity CLI をインストールする
- Unity CLIのコマンドを使用して実際に操作してみる。
- Unity Pipeline パッケージをインストールする
- おわりに
- 次回記事
今回の目的
今回はUnity7の到来に備えてUnity6以降から使用可能になっているUnity CLIというものを自分のプロジェクトに導入し、コマンドラインから実際操作して理解を深めることを目的とします。
なお、今後進めていくLLMと組み合わせた使用方法までは進めず、まずはUnity CLIのみで何ができるのかを理解することを目的とします。
ClaudeCode等のAI Agentとの組み合わせについては次回記事で執筆します。
Unity CLIとは?
Unity CLIとはUnity Command-lineInterfaceのことで従来のように通常Unityエディタを操作して何かするのではなく、コマンドライン(WindowsだとPowerShell等)から操作するためのインターフェースです。
これを使用することでいつものようにUnityエディタを手動で操作するのではなくコマンドラインからあらゆる操作を実行することができるようになります。
なお、Unity CLIはUnity6以降で使用可能なもののためそれ以前のエディタでは使用できてない点に注意してください。
これはClaudeやCodex等のLLMにUnityを操作させる際に非常に役に立ちます。
docs.unity.com
Unity CLI をインストールする
docs.unity.com
上記のドキュメントを見つつ進めていきます。なお、筆者はWindosなのでその前提で書きます(MacOSの方は上サイトから確認できます。)
先に以下のcdコマンドを使用してPowerShellで使用するプロジェクトに移動しておきましょう。
自分の場合は以下のパスに本ブログ用のプロジェクトを作成しているので以下のように移動しておきました。ここは自分のプロジェクトに合わせてください。
cd D:\GitProjects\TeckBlog
次にUnity CLIを以下のコマンドでインストールします。
$env:UNITY_CLI_CHANNEL='beta'; irm https://public-cdn.cloud.unity3d.com/hub/prod/cli/install.ps1 | iex
コマンドが実行されると数秒かけてインストールが実行され、無事完了すれば下画像のようになります。
再起動してくれと指示されているのでPowerShellを再起動しましょう。

次に公式の記事にあるように以下のコマンドを実行してコマンド一覧を取得できるか確認してみましょう。
unity help
無事実行できれば下画像のような状態になります。

ここに表示されているものがUnity CLIで実行できるコマンド一覧となります(画面外にたくさんあるので各自確認してください)
試しにバージョン確認のコマンドを実行してみましょう。
unity --version
実行するとインストールしたUnity CLIのバージョンが確認できますね。現在Unity CLIはbetaとして公開されていることがわかります。
![]()
一旦これでUnity CLIを使用してUnityをコマンドラインから直接操作する基礎部分を構築することができる環境が整いました。
Unity CLIのコマンドを使用して実際に操作してみる。
では本題。ここから実際にUnity CLIを使用してUnityエディタを操作してみましょう。
Unityアカウントにログインする
認証で引っかかるとアレなので先にUnityアカウントのログインをしておきます。これもUnity CLIから可能となっており以下のコマンドから認証できます。
unity auth login
このコマンドを実行するとブラウザが立ち上がりログインを求められます。
ブラウザ側でログインすることでUnityアカウント認証を行えます。

ログインの許可が求められたらAllowします。

これで無事認証が完了しているのでPowerShellの方の戻ると「サインインしました。」と出ていれば認証成功いることを確認できます。

任意のプロジェクトを開く
プロジェクトを開くには以下のコマンドを実行します。
unity open
この際openの次にプロジェクトパスを指定する必要があるようですが、cdコマンドで既にプロジェクトの階層にいるのでopenだけで開くことができます。
任意のunityプロジェクトのパスを指定すればそのプロジェクトを開くことができます。
コマンドが成功すると「現在のディレクトリのプロジェクトを開いています」と出て、そのあとUnityプロジェクトが起動したことがわかります。

なお、openをはじめとした実行できるコマンドはこちらにリファレンスがあるのでunity help以外でもこちらで確認することもできます。
docs.unity.com
Unity Pipeline パッケージをインストールする
次にコマンドラインからUnityエディタをローカルHTTPサーバー経由で制御するためのツールであるUnity Pipelineパッケージをインストールしておきます。
インストールはコマンドラインから行うことになるので以下のコマンドを実行します。
unity pipeline install
無事インストールできれば下画像のようになりインストールされたことが確認できます。
Packages/manifest.jsonに追加、とあるのでエディタに戻るとインストールの読み込みが走ります。

読み込みが終わってPackageManagerを確認するとUnity Pipelineパッケージが発見できます。
これでコマンドラインからUnityエディタを操作する準備が整いました。
この状態になればエディタを起動した際にローカルHTTPサーバーが立ち上がりUnityエディタを操作できるようになります。

次にローカルHTTPサーバーの状態を確認するために以下のコマンドを実行します。
unity pipeline list
Unity Pipelineパッケージが正しくンストールされ、問題なければサーバーの状態が下画像のように表示されます。
これで全ての準備が整いました。

以下のコマンドを実行するとunity pipelineで実行可能なコマンド一覧を取得できます。
unity command

これからのコマンドのうち使いやすそうなものをいくつか実行してみましょう。
シーンを再生/停止する
シーンを再生するには以下のコマンドを実行します。
なお、Unity Pipleline パッケージのコマンド実行にはかならずunity cmdあるいはunity commandのあとに続けて書くようにします。
unity cmd editor_play

逆に停止する際は以下のコマンドで停止できます。
unity cmd editor_stop

おわりに
このようにUnity CLI + Unity Pipelineパッケージを使用することでUnityエディタを手動で触ることなくコマンドラインから実行できる環境を構築することができます。
今回は理解をするために手動でコマンドを実行したりしていましたが、実際のワークフローではこの環境をベースにClaude CodeやCodex等のLLMと連携し彼らAI Agent自身がコマンドを実行できるようにすることでUnityでのAIを使用したワークフローの構築に役立てます。
なので実際に手動でコマンドを人間が実行するわけではなく、これらのコマンドをLLMが認識して必要に応じてあらゆるコマンドを彼らが自動で実行するというのが実際想定しているワークフローとなります。
次回記事ではここまでで構築した環境をもとにClaude CodeやCodexといったLLMとの連携を行い実際にAI AgentにUnity開発を行わせてみます。















































