Blender Tips編 #7 -Blenderの自動保存と復元-
どうも、蒼水です。
「Blender落ちたァ!」とかあるあるではないでしょうか。
スゥッ...と音もなく落ちるBlenderくん、優秀なのでほぼ無傷で復旧できることはご存じだろうか?
今回はそれに関してまとめていきます。
今回の目的
冒頭でも書いた通り、強制終了とそこからの復旧をどうするか。
といったことが今回の目的になります。
突然の死は実は傷は浅いのです。知らないと損するやつですね。
そのための復旧方法や設定周りの解説をして行ければと思います。
自動保存の設定を行う
この自動保存機能ですが、インストールした初期の状態でOnになっている状態で何もしなくても保存してくれています。神ですね。
保存場所は以下の場所に【ファイル名】_【プロセスID】_autosave.blnedという名前で保存されます。
C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Local\Temp\
設定項目ですが、上部メニューの【編集->プリファレンス】から設定できます。
一時ファイルの自動保存にチェックを入れることでONになります。切れば自動保存はされません。
特にOFFにする理由もないので基本ONにしておくことをお勧めします。
タイマーは保存する間隔になります。デフォルトでは2分おきに保存してくれるので万が一突然の死を引き起こしても2分程度の傷で済みます。
神ですね...。
いや、そんな短い間隔でいらんよ~という方はここの数値を調整することで感覚の変更は可能です。
最短感覚で1分で、それ以下はできないみたいです。
(逆にこの性質を利用してちょっと弄ったけど戻りたい!とかにも使えたりはしますね。ちょっと扱いは難しい気はしますが....。
例えば10分くらいに設定しておけば「あっ、アンドゥであそこまでもう戻れない...」な時に10分巻き戻すことができたりとか...。)
実際に復元する
復元を行う際は【ファイル->復元->自動保存...】から一時データを開けます。
Blender落ちたァ!!!と思ったらとりあえずこの自動保存の一時データがあるので試してみると良きですね!
余談
【ファイル->復元】の項目にある最後のセッションというものもあるのですが、これも自動保存されているものですが、最後に開いていたblendデータを開けます。
前日やったデータを翌日に、という時とかは使えそうな気はするのですが、基本自分で名前つけて保存したblendデータから開くのであまり使わないなぁという印象です。
ちなみにこのデータはquit.blendという名前で自動保存と同じ場所に保存されています。
まとめ
Blenderが突然の死を!?
安心したまえ、Blenderくんは賢いので適宜自動で保存してくれている。
復元すれば傷は浅い...。
では。
前回
atelier-aomi.hatenablog.com
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(リンク作成予定)